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さて。
7月に渋谷ちとせ会館7階にオープンしたオリエンタルラウンジにて開催された、『フェリ恋パーティー』の様子を今更ながら綴らせていただきたいと思う。
このパーティーは『フェリ恋』というマッチングサービスを利用している男女による大型相席イベントとなっており、インフルエンサーで友人のみなみちゃんと参加させて頂いた。
応募資格はこんな感じ↑
まず我々はお手洗いの綺麗さに圧倒させられることとなった。
普段、駅のお手洗いにて鏡越しに自撮りしている奴を見ると、「よく扉一枚奥に便器のある場所で写真が撮れますね。それ誰に送るんすか?」という疑問が生まれるが、この場所に限っては「写真を撮らない奴の方がどうかしているんじゃないか?」と思うほど綺麗で、まさに”映え”な空間だった。
ここで我々はまずメイクを直す。
まつ毛を全盛期のULTRA JAPAN級にブチ上げ、リップは天ぷらを食べた直後並のちゅるっちゅるさに仕上げてみた。
その甲斐あってか、お手洗いを出てすぐに一人の男性から声をかけられた。
「妹尾さんですよね?」
「はい!」
「Twitterめっちゃ好きで見てます(笑)闇グータン面白くて隠れファンです!」
なんだナンパじゃねーのかよ。てか隠れファンってなんなんだ。
私を応援することや『闇グータンヌーボ』を視聴しているということは、国民にとって公にし難いことなのだろうか。
隠れキリシタン的な感じなのだろうか。
そんなことを考えていたら、みなみちゃんがどこかへ消えていたので、この隠れキリシタンには即お別れを告げ、店内を捜索することに。
すると、他の女性参加者たちが両脚を揃え、男性に微笑みかけている中、マイメンはソファーで一人足を組み、オニオンリングを食べていました。
この瞬間、こいつと来たことを後悔しました。
だって、ぜってぇ私達モテねーじゃん。
もうこうなったら開き直るしかないので、私もビール片手に足を組み、二人で物好きの男性を待つことに。
しばらくして、チョコレートプラネットの長田さん似の男性が「Hi こんにちは!ご一緒してもいいですか?」と声をかけてくれました。
この一言で曲者であることは察しましたが、もはや我々は選ぶ立場におりませんので、一緒にお酒を飲むことに。
彼は大手広告代理店に勤める34歳。
第一声目の「Hi」が気になったみなみちゃんが「お兄さんハーフですか?」という質問を投げかけると、「そう!どこのハーフだと思う?」というエンタメ性もなけりゃ生産性もねぇクイズが案の定開催されました。
この時、私はわかっていました。この手の質問をするアジア系の顔をした英語が堪能な男性は絶対に韓国系アメリカ人であると。
しかし、1発で当てたらコイツのクイズは早々に終わってしまう・・・どうしようか悩んだ末、さっさと終わらせてやりました。
「韓国系アメリカ人?」
「なんで分かったの!?」
「お前みたいなアバクロ店員いっぱい見てきたからかな!」とはさすがに言えず、「なんとなく?」と返しておきました。
満を持して開催したクイズを即終了された長田さんは少々不服そうにしながらも、我々のLINEを聞いて立ち去って行きました。はい、次!
今度は男性二人組が我々の席にやってきました。
「勇気を振り絞って来ました(笑)闇グータン見てます!」
それはそれは、相当な勇気を振り絞りましたね。
この二人組の男性は庶民的な山崎賢人と中古の二宮和也といった感じの容姿で、どちらも28歳の商社マン。
みなみちゃんの表情が長田さんの時より完全にイキイキしていました!!!
庶民的な賢人に「妹尾さんの本買いましたよ!」と言われてからは、私も前のめりになってしまい、感想を聞いたり、裏エピソードを話したり、もはやオフ会のような楽しい時間を過ごしていました。
しかし突然、中古のニノがゾッとする質問を投げてきました。
「お二人は芸能人とかと飲んだことあります?絶対言わないんでマジ知りたいです!」
・・この不快感というか、気持ち悪さをなんと説明したらいいのだろうか。
先ほどまで庶民的な賢人のおかげで晴れていた心が、中古のニノが巻き起こした嵐のせいでドン曇りです。
この後も中古のニノは「俺どこ出身ぽい?一応、言っておくと東京都内」という、先ほどの長田さんと類似したクイズ案件をよこしてきたので、「町田?」「八王子?」「立川?」と答えてやっていたのですが、「なんでちょっと田舎なの(笑)23区内だよ(笑)」と言うので、「もうどこでもいいよ!」とクイズを放棄してやりました。
しかし!中古のニノはめげません。「じゃあスーパーヒントね?総武線沿い」とまさかのクイズを続けてきたのです。
そして、性格が良いのかただのアホなのかもう分かりませんが、みなみちゃんは「えー、どこだろう。難しいなぁ」と真剣にクイズに参加してしまっています。
「この場をどう切り抜けるのが正解か」私にはこれが1番のクイズになってきました。
そんな時、庶民的な賢人が「こいつは小岩出身。俺は成城学園前!」とクイズを終わらせてくれたのですが、ちょっと待ってください。
町田、八王子、立川を小岩の人間が「ちょっと田舎」と言うことは許されるのでしょうか。
江戸川区の分際で許されるのでしょうか。
そして、みなみちゃんはなぜ「えー!そっちの方あまり行かないから分からなかった!」と愛想を振りまけるのでしょうか。
私の心が狭いのでしょうか。
私が人生の難問にブチ当たったところで、パーティー閉会のアナウンスが流れました。
みなみちゃんは「楽しかったねー!」と言いながら、まだオニオンリングを食べています。
もしかしたら、このオニオンリングには大量のCBD成分が含まれており、彼女は心が寛大になっているのかもしれません。
いや、そんなはずはなく、彼女はきっと性格がいいんです。
それを素直に認められない私は、やはり心が狭いのかもしれません・・・
結論、山崎賢人似には出会えたよって話です。
そんなフェリ恋パーティ、次回はドレスコードつきの『フェリ恋Xmasパーティー』として開催するらしいぞ。
フェリ恋パーティの詳細はこちらから。
チェックしてくれよな。