迷子の夢が暗示する夢占いの意味を診断！

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目的地に向かっているのに、今自分がどこに居るのかわからない。
あるいは今いる場所からどうやって目的地に行くのかがわからない。
そんな日常生活でも起こりうる迷子、そんな迷子が夢占いにおいてどんな意味を持つのかを解説します。
 

迷子の夢を見るときのあなたの心理状態

迷子、というと子供が迷子になるというようなイメージが強いという方も多いでしょう。
しかし大人だって迷子になります。
例えば、かの迷宮と名高い大阪の梅田の地下鉄駅や、東京の新宿駅などは大人だって容易に迷ってしまうほど複雑に入り組んだ場所です。
他にも地図を読むのが苦手な人は迷ってしまう事も多いでしょう。
旅行などで知らない場所に行けば迷ってしまう事も珍しくはなく、そして夢においても迷う事はよくあることでしょう。
 
夢占いというものは夢に出てきた物、あるいは現象に何らかの意味があると考える占いです。
例えば夢に出てきた生物は何らかの意味を持っており、その生物を食べたり助けたり遊んだりする事はそれぞれ何かしらの暗示である、と考えるものです。
言ってしまえば科学的根拠なんて全く無いオカルトではありますが、実際夢は深層心理の願望や欲望、あるいはストレスが原因でみるものという説もあるため、あながち完全な嘘っぱちと考えるのも勿体ないでしょう。
迷子の夢、つまりは何かしらに迷ったり、あるいは迷った子を捜す夢にも何かしらの意味があり、その内容によって意味が変わってきます。
 
「迷う夢」そのものは「人生における選択」を意味します。
例えば職業選択など、今後の人生において重要な出来事に対する選択を表すのが迷う夢であると言われています。
また自分が迷子になる夢であれば、人生において決断や方向性を迷っている事を暗示しています。
つまり、迷う夢を見るという事は自分自身の人生や決断などに関して迷いを抱いているという心理状態であると言えます。
 

自分が迷子になる状況別！夢占いが暗示する意味

まずは自分自身が迷子になる夢の意味から、状況別に解説していきましょう。
それぞれどんな場所で迷うのかによって意味が異なり、何を暗示しているのか、良い意味を持つのか悪い意味を持つのかが変わってくるのです。
 

道で迷子になる場合

まずは道で迷子になる場合。
道、というとどんな道をイメージしますか？
道を迷う夢というのは、それそのものは人生に迷いがあることを暗示していて、どんな道なのかによって意味が変わってきます。
 
まずは舗装された大きな道路、わかりやすく言えば高速道路のような道です。
舗装された道路、というのは基本的に入り組んでいるわけでもなければ、大抵案内板が一定間隔にあるため迷う事も滅多に無いでしょう。
そんな舗装された道で迷う、というのは「安全だとわかっていても不安がよぎる」という気持ちを暗示しています。
例えば誰かが示した安全な道を進んでいるものの、それで本当に良いのか不安だというような気持ちが表れていると言えます。
 
対して歩きづらいようなでこぼこ道や砂利道。
これは舗装されて歩きやすい、安全な道とは正反対の道であり、苦労する人生を意味します。
そしてこの道で迷うという事は、この苦労する道、つまり今選んでいる選択が間違っているのではないか、という迷いを抱いている事を示しています。
果たしてこれほど苦労する必要があるのか？
あるいは苦労に見合った結果が得られるのか？
一度振り返り確認してみるべきでしょう。
 
次に同じく不整地である山道。
こちらも同じく苦労・苦難のある人生を意味していますが、山頂へと続く道であれば山頂は目標を意味し、つまる所目標に向かう道という意味を持ちます。
その山道で迷うというのは、目標に届かない、一向に届く気配が無いという事に不安や悩みを抱いている事を暗示しています。
現実の山でもいきなりエベレスト登頂なんてのは不可能です。
しっかりと小さい山、自分でもこなせる目標を定めてからコツコツと実績や能力をつけていきましょう。
 
また、行き止まりの道に突き当たって迷ってしまうという事もあります。
どこへ行こうとも行き止まりの道に出てしまうというのは、今自分が選んでいる選択が間違えている事を強く認識している暗示となります。
ただ、迷った末引き返し、道が見つかったという夢であれば人生を見つめ直し、選択肢を変えることで良い方向へと迎えることを暗示しています。
 

街や駅で迷子になる場合

大人でも迷うと言われるスポットの代表格である東京や大阪などの都心にある駅。
これらが迷うレベルに複雑なのは、発展するにつれて拡張工事を繰り返したため。
街も住み慣れた場所であればまだしも、上京や引っ越しで前に住んでいた場所とは違う場所に来ると迷子になってしまう事はあるでしょう。
駅で迷うというのは、人生に対しての不安が最も高まっている状態であることを暗示しています。
 
ここから出口が一向に見つけられないという夢で終わるのであれば、不安と迷いに悩まされていながらも、重大な決断を行えない時期である事を意味しています。
総じて「決断するにはまだ早い」という事を知らせる夢のため、駅で迷う夢を見た際はむしろもっとちゃんと考え、迷い、しっかりと悩む時間を設けてから決断すると良いでしょう。
 
街で迷うというのは
 

 
といったパターンによって意味が異なります。
 
目的地にたどり着けないのは切羽詰まった心境を表しており、焦っている事を示しています。
焦った状態で考えを決定してしまえば、おそらくは失敗してしまうでしょう。
一度落ち着いて冷静になる事が大切です。
 
ビルや建物で迷う夢であれば、あなた自身が努力や実力を認めてもらえていないという事を感じているという心情が表れており、運気の低下を暗示しています。
 
街中で迷う夢であれば、街は人々との繋がり、あるいは華やかな場所という意味を持ち、そんな街で迷うというのは日々に退屈しており、なにか刺激を求めているという気持ちが表れているという夢になります。
 

山や森で迷子になる場合

山や森で迷う夢、山道で迷うというのはすでに解説しましたが、山というのは道の方が少ないもの。
開拓され尽くして迷うことの無い山なんてものはそうそう無く、登山用に整備された山道をそれてしまえば一瞬で迷ってしまうもの。
森だって山の一部です。
森で迷うというのは視野や考え方が狭い、いわゆる視野狭窄である事を意味する夢であり、心にも余裕がなく、考え方を変えることもできないことを暗示しています。
まるで木々生い茂る森のように、限られた事しか見えない視野や考え方で物事を判断する事を暗示しているこの夢は、あなた自身がもっと広い心や視野を広げて物事を考えることを勧める夢であると言えます。
少なくとも、心や視野が狭くて良い事なんて無いでしょう。
 
能力面だけで言っても視野が狭い人はそれだけできることや考えの幅が狭いという事であり、人間的な魅力面でも心が狭い人は性格的にも余裕がありません。
逆に心が広い人はそれだけ余裕を持って振る舞うことができるおおらかな人であると言えます。
 

旅行先で迷子になる場合

旅行に行って迷う夢、現実でも馴染みの無い場所へ行けば迷う可能性も結構あるでしょう。
それこそ知らない場所で迷わずに行動できるというのは脳内マッピングが完璧な人か、地図やスマホをきちんと活用できる人くらいなもので、多少なりと迷いながら行動する人の方が多いもの。

マッピング (mapping)
地図制作、写像、対応付け。日本語では、数学以外の応用分野ではマッピングと言うことが多い。

引用：ウィキペディア
 
夢において旅行で迷うというのは、人生において目標・目的を見失い、何をしたいのか何をするべきなのかわからないまま迷っている事を暗示しています。
更に迷った挙げ句、道を訪ねたりして騙された場合は、詐欺の被害に遭うかも知れないという警告夢の意味も持ちます。
 

迷子になって同じ道や場所を何度も通る夢が暗示する夢占いの意味

駅などの特定の場所で迷う場合にあるあるなのが「何度も同じ場所を通る」というもの。
こういったパターンは道が一方通行では無く、道が色々な場所に通じている結果、その道を通ったとしても目的地以外の場所にも通じています。
すると違う場所に行き着き、また違う道を通って元の場所に戻ってしまうといった理由が大半だったりします。
同じ道や場所を何度も通るという事は同じ景色を何度も見るという事。
代わり映えがしないという意味があり、転じて夢占いにおいては「現在の境遇・環境から抜け出せない」という感情を意味し、またその状態から抜け出したいという事を暗示しています。　
そのまま迷い続けても抜け出せるとは限りません。
一度立ち止まって考え方や物の見方を変えてみることで、正しい道や抜け出せるきっかけを見つけられるでしょう。
 

あなたが迷子を捜す夢が暗示する夢占いの意味

夢というのは自分以外の誰かが出てくる事もあります。
迷う夢でも同様、自分が迷う事もあれば、迷った誰かを捜す夢というのも存在しています。
いわゆる迷子を捜す夢、現実であれば誘拐事件の可能性もあるため、とても心配になる状態ではありますが、闇雲に捜す前に一度冷静になってから行動するようにしましょう。
迷子を捜すという夢は、まず迷子になっている人物が誰であるかという点に注目しましょう。
あなた自身がその迷子になっている人物に対して不安を抱いている事を意味しており、心配しすぎているという事を暗示しています。
しかし誰であるかわからない場合は、少々意味が異なり、自分自身では答えを出せない問題に悩んでいて、誰か他の人が答えを出してくれないかと願っている気持ちを暗示しているとされています。
あくまで自分自身で答えが出せないというのは「決断ができない」という意味であり、つまり自分では決められないから他の人に決めてもらおうという、他力本願な気持ちが表れているという事を意味しています。
 

迷子が見つかる場合

迷子を探して無事に見つかる、迷子になった事は問題ですが、見つかったのであれば万々歳です。
夢占いにおいては迷いや悩み、問題に対して向き合うことで答えが見つかるという事を意味しています。
迷子は上記の通り他人への心配や不安の表れであり、それが見つかるということは不安が解消されるか、あるいは無事が確認できて安心できるといった意味もあります。
自身が迷子を見つけ、手を差し伸べているという光景であれば、それは自分自身が今後誰かに助けられることを暗示しています。
 

迷子が見つからない場合

探しても見つからないのだから迷子、と言うこともできるでしょう。
迷子を探しても見つからない、そんな夢は見つかる夢とは対照的に、悩みや問題がまだ解決しない事を意味しています。
冷静に物事を考えることができず、一向に迷いや悩みを振り切ることができないという精神的な未熟さが原因の可能性だったりもします。
ただ、精神的な未熟さと言っても、それをすぐに変えることはできません。
しかし成長しなければ、1人で責任を負って行動することすらできない未熟な人間のままです。
 

たくさんの人と迷子を捜す場合

沢山の人と一緒になって迷子を捜す夢、現実であれば優しい人達に恵まれたと思える光景かもしれませんが、夢占いにおいてはネガティブな意味を持ちます。
この夢ではあなた自身が周囲を見て、自分よりも下の人間が居ることを確認し安堵しているという状態や、根拠もなく周囲の人を自分と同じような考え、立場、境遇であると認識している事を指しています。
要するに自分に甘く、他人を見下すことで自分は大丈夫だと言い訳して納得しているような精神状態を暗示しているのです。
当然、そんな状態では人間的な成長は望めません。
言ってしまえばこれは現実逃避、周りの人たちを正しく見て認識できない人間が真っ当な人間であるとは言えないでしょう。
今一度認識を改め、現実を直視して理解することが大切です。
 

迷子の犬や猫を助ける場合

迷子が人であるとは限りません、迷子の動物、特に犬猫を助ける夢というのもあります。
迷子の迷子の子猫ちゃん、という歌を思い出しそうになりますが、犬が迷子のパターンもあるのです。
助ける対象が犬か猫かで意味が変わり、犬を助ける夢であればあなた自身が素直な振る舞いをすることで人間関係が良くなることを暗示しています。
逆に言えば、素直な気持ちを隠した振る舞いをする事で人間関係が悪化するという意味でもあり、そういった振る舞いをしているときにこの夢を見ることがあります。
 
対して猫を助けた場合は、あなた自身の直観力・アイディアの発想が冴える事を意味しています。
夢占いにおいて猫は直観力を象徴する存在であり、そんな猫を助けるという事は、今まで眠っていた直観力が目覚めることを暗示しています。
 

自分以外の人が迷子を助ける夢が暗示する夢占いの意味

最後に自分以外の人物が迷子の人を助けるという夢。
これはあなた自身が他人に厳しく自分に甘い、そのくせ他人に甘えるというような性格である事を暗示しています。
面倒事は他人に任せきり、そんな性格では人と友好な関係を維持することはできません。
いわば人間関係が悪化するであろうという警告夢と言えるでしょう。
 

まとめ　怖い夢を見たときは心と身体のケアに気を配ろう

以上、迷子の夢について解説しました。
 
今回解説した事をまとめると以下の通りになります。

 
基本的に警告夢や凶夢という意味が強いため、迷子に関係する夢を見た場合は、心と身体の状態に気を配るようにしましょう。