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私はE子。
妥協を許さないあまり、三十路まで独身を貫いてしまったアルファツイッタラーである。
日々の活動報告を怠ることなくツイートし続ける、プロの婚活アカウントである。
私にとって婚活・恋活は趣味である。
いわば、荒らしとして出会いの場に出没していると言っても過言ではない。
私は営業の仕事をしているのだが、
営業のテクニックと、男性が女性を口説くときのテクニックは酷似している。
私は男性に口説かれるとき、どういった行動をされると「もう会いたくない」と思うのか、
どうされたときに「また会いたい」「付き合ってみようかな」と思うのか、必ず分析している。
これは営業の仕事に非常に生かせるし、とても勉強になる。
世の営業マンに告ぐ。
婚活をすると同時に営業手法の研究をもする、私のバイタリティを見習え。
ともかく、勉強熱心な私は、
付き合った人数のわりに「出会った男の数」がめちゃくちゃ多い。
つまりE子と出会って付き合える確率は、他の女性のそれよりも格段に低く、私は自らの行動形態によって自身の「高嶺の花」指数を向上させていると言えるだろう。
\管理人がマッチングアプリよりヤレた激選2サイト/
非モテ素人童貞だった私が、3年で100人斬りを達成した大きなきっかけが出会い系アプリ。
これまで100人以上の女性とSEXしてきましたが、その70%以上がアプリを通して知り合った女の子です。
冗談ではなく出会い系アプリを作った人に足を向けて寝れないくらいに感謝しております。
そんな私が選ぶ本当にヤレる出会い系アプリを2つ紹介します。
第1位 ハッピーメール
【どんなサイト?】
会員3,000万人突破、マッチングアプリが流行る前からの老舗出会い系アプリ
さくら一切なしで、東京は渋谷や新宿、地方は県庁所在地のファッションビルに広告を出していることもあり、若くてかわいい女の子が多いのが特徴。
若さからかエッチなことにも興味がある娘が多く、正直かなりヤリやすいサイト。
SEX率も80%を超える本当は教えたくない本命サイト。
無料ポイントでも十分遊べるのでぜひ1度試してみて欲しい。
管理人の出会えた人数⇒53人
SEX人数⇒47人
おすすめ度☆☆☆☆☆☆☆☆
第2位 ワクワクメール
これまでに紹介した中では比較的新しい大手出会い系アプリ。
ファッションビル以外に女性向け雑誌やネット上での広告を多く展開しており、まだ男性が他サイトに比べ多くない。
単純に男性ライバルが少ないため、戦いやすいのが最大のメリット。
出会いになれていないのか擦れていない女の子も多く、3人ほど処女を頂いたこともある。
もちろん、SEX目的の女の子もいるので様々な遊び方をしたい人におすすめ。
管理人の出会えた人数⇒19人
SEX人数⇒13人
おすすめ度☆☆☆☆☆☆☆
ペアーズで出会った忘れられない男たち
さて、本題はここからである。
たくさんの人に会ったからこそ、面白い出会いもたくさんあった。
本日は出会い系アプリ「ペアーズ」で数年前に出会った男2名を紹介したい。
\管理人がマッチングアプリよりヤレた激選2サイト/
第1位 ハッピーメール
管理人の出会えた人数⇒53人
SEX人数⇒47人
おすすめ度☆☆☆☆☆☆☆☆
第2位 ワクワクメール
管理人の出会えた人数⇒19人
SEX人数⇒13人
おすすめ度☆☆☆☆☆☆☆
藤木直人似のアンガールズ田中
出会い系アプリというのは、非モテのコミュ障でも簡単に異性とデートをすることができる魔法のツールだ。
写真がうまく撮れて、年収を偽って、身長も偽って、結婚願望を偽りさえすれば、誰でもアプリ上で人気者になれる。
だから、偽りが多いというのは百も承知だ。
私が自ら「いいね」をつけたその男は、アプリ内でものすごい人気を誇っていた。
藤木直人にそっくりの端整な顔立ち、身長182cm、旧帝大の工学部院卒。
研究職で年収1200万~1500万円程度、33歳(当時)。
「どうしてこんなイケメンが独身で出会い系アプリをしているの?!」
と言われるような人物。
私は、「こいつ、よほど何かあるな……」と思いながら、珍しく自分からアプローチして会うことにした。
待ち合わせは繁華街の、人が多い場所であった。
背が高く、美しい顔の彼を、私はすぐに見つけられた。
そしてその瞬間に悟ったのである。
「この人、これはモテないわ」と。
写真どおりの藤木直人具合、手足が長く顔が小さいという美しい体型。
クセのないシンプルな服装髪型、清潔感があり、そして……。
動作、仕草が、完全に「アンガールズ田中」のそれであった。
黙って立っていればイケメン。
動き出すと一気にアンガールズ田中。
これほどのギャップを持ち合わせた人間は初めて見た。
ギャップって萌えるポイントなんでしたっけ?
全然萌えないんですけど、いけますか?
とりあえず、せっかくですし食事、いってみますか?
アンガールズ田中とのおいちい食事
アンガールズ田中が予約してくれた店で私たちは食事をした。
食事をしている最中、私は彼の美しい顔を眺めていた。
もしかしたらアリかもしれない。こんな美しい顔の男は初めて見た。アリかもし…
男「このハマグリ、おいちいですね!」
あ、やっぱダメだわ。もう頼むから一言も喋らないでくれ。
頼むから。
ていうか、なに「おいちい」って?もしかして「shi」が発音できない人?
どういうこと?
頭の中で葛藤を繰り広げながら、私もハマグリを食べていた。
彼は高収入高学歴高身長でありながら気取ったところがなく、性格も温厚。
とてもいい人だった。
勤め先の企業名、職位から推察するに年収も詐称していない
(年収推測検定準1級保持、E子調べ)
出会い系アプリで出会うにはこれ以上ない、優良物件だろう。
しかし、動きがアンガールズ田中、そして喋ると
男「E子さんは、ロシア人みたいな顔で可愛いですね。色がちろいですね」
ちろい=白い
である。
なんでshiがchiになるんだろう。
本当にやめて欲しい。笑わせないで欲しい。
複雑な想いをハマグリと一緒に飲み込み、店を出た。
アンガールズ田中からのお誘い
行き交う人々は我々を見て何を思うのだろうか。
ロシア人のような色白の美女と藤木直人のような長身の男前が並んで歩く姿を見て、卑屈な人間がネガティブなツイートをツイッターに投下しているかもしれない。
少し歩いたところで、突如男は私のほうに向き直って両手で私の手を包むように握った。
そしてこう言った。
男「E子さんっ!ホテルで休憩ちませんか?!」
このときのことを私は一生忘れないだろう。
このとき私が、一番に思ったこと。それは、
この誘い方で釣れる女がいるの?
顔が美形ってすごいな…。
おそらく彼は初対面の女を「休憩ちませんか」と誘うのは、これが初めてではなさそうだった。
むしろ、過去に成功体験があって、何度かこの流れを繰り返しているようにさえ感じられた。
つまり過去に、このように誘われて、「ええ、休憩ちましょう」と言ってついて行った女がいるということなのではないか…。
私はただただその事実に驚いて、その場で硬直していた。
私は当時、顔面至上主義気味で、「男は顔がよければなんでもいい」くらいに思っていた。
しかしこの一件を通して、私が重視しているのは「顔面」でも「身だしなみ」でもなく、
「仕草・振る舞いのスマートさ」的なものであることを痛感したのである。
このように婚活・恋活において一見、無駄に見える出会いであっても、
自己分析に役立つケースもあるものだ。
自称:女にだまされる事が多い男
続いては、大手家電メーカーの営業マン、26歳(当時)。
スペックは中の上程度、見た目も中の上程度。
今すぐにでも結婚したいとのたまう、結婚願望高めの男性だった。
私がこの男と会おうと思った理由はただ一つ、
彼が「美容家電の営業マン」だったからだ。
本当にごめんなさい。
当時、美容家電に興味があった私は、どういうのがいいとか話を聞きたかった。
ただそれだけだった。
彼はどことなく非モテ感が漂う青年でありながら、本人はそれを隠そうと意気込んでいるような、なんとなくバランスの悪い雰囲気を身にまとっていた。
「今まで女性に騙されて、裏切られてばかりきた」
「次こそは良い恋愛をして、早く結婚したい」
「誰よりも一途で誠実であるという自信はある」
そのようなことを連呼する彼。
ああ~はいはい、利用されちゃう感じの人ね、まぁ頑張って!
と内心、他人事のように応援しながら、私は彼から必死に聞きたい情報(美容家電にまつわる情報)を搾取しようとしていた。
すると、
「僕が売っている商品にそんなに興味を持ってくれるなんて嬉しいよ!今度の新商品がめちゃくちゃ良いから、次会うときにあげるね」
え、新商品くれちゃうの?
邪な気持ちを前面に出しながら、私は
「嬉しい!次、いつ会う?早く会いたいな!」
と、普段、自分が気のある男にも言わないような台詞を吐いていた。
美容家電営業マンの決定的なダメポイントとは!?
物をあげすぎちゃう美容家電の営業マン
2回目のデートに、彼は美容家電の新商品と4℃のネックレスを持参した。
「これ(商品)は、使ってもらって感想を聞くと僕の勉強にもなるからあげる。」
女性はプレゼントをされると喜ぶ生き物である。
「それと、ネックレスは僕の気持ちです、付き合ってください」
一説によると、同じ値段のものをプレゼントされたとき、女性は男性の3倍喜びを感じるらしい。
だから、女性に物を贈るのは、男性が想像する以上に有効な手段である。
しかし。
むやみやたらに物をあげてはいけない。
そもそも私はこの男に、異性としての魅力は一切感じていない。
そもそも1回目は「情報」目的に、2回目は「商品」目的に、会っている。
この状況で+アルファにネックレスを用意されたとて、
「やたら物をくれる人だな」
という感情しか芽生えない。
「物」起因で恋は始まらない。
家電男のドン引きなすがり方とは?
彼が女性に騙されてきた理由、読者諸君にもなんとなく見えてきたのではないだろうか。
この「物をあげるタイミングと量がおかしい」ことに大きな原因があるのではないか。
あまり深入りしない方がいいと判断し、私はこの男と会うのをやめることにした。
E子「あなたのことはやっぱり異性として見られない、ごめんなさい。
他に付き合いたいと思う人がいるから、もう会うのはやめるね」
男「今の時代、お金を稼ぐのは難しいよね。僕はそれなりに頑張っているほうだと思うんだけど、その付き合いたい人はいったい何の仕事をしているの?」
E子「医者だけど……」
男「……。へぇ、医者って浮気するイメージがあるけど、いいの?僕のほうが君を大切にする自信があるけどな」
E子「そうかもね、でもごめ……」
男「年収で男を選ぶのはやめたほうがいいと思うよ。幸せになれないと思う」
E子「そうかもね、でm……」
男「(泣きながら)本当にもう会えないの?」
最終的に男は泣き出してしまった。
物が欲しいという理由で男に会ってしまった私は悪い。
かなり悪い。
しかし彼は、自身の魅力ではなく「物」を餌に女(私)とデートする権利を得たのだ。
割り切っているのなら、そのやり方自体は悪くはないだろう。
しかし、獲得した機会の中で女の心を射止めることはできなかったのである。
正直、「もう会うのをやめます」と申し出られてからでも、いくらでも挽回の方法はあっただろう。
しかし、上記の会話の展開を見直して欲しい。
今すぐA4コピー用紙に印刷して、赤ペンを入れながら確認して欲しい。
まず、
E子「あなたのことはやっぱり異性として見られない、ごめんなさい。他に付き合いたいと思う人がいるから、もう会うのはやめるね」
男「今の時代、お金を稼ぐのは難しいよね。僕はそれなりに頑張っているほうだと思うんだけど、その付き合いたい人はいったい何の仕事をしているの?」
この部分。
自分の収入が同世代平均よりは上回っている自負から出た発言だと思われる。
仕事ができることを魅力としてアピールすることは悪いことではない。
しかし、競合相手が医師と知った途端、
男「……。へぇ、医者って浮気するイメージがあるけど、いいの?僕のほうが君を大切にする自信があるけどな」
男「年収で男を選ぶのはやめたほうがいいと思うよ。幸せになれないと思う」
この有様である。
私はただ、「付き合いたい人が見つかった」としか言っていない。
収入を重視するとも言っていない。
ステータスを重視するとも言っていない。
浮気しない誠実な人がいいとも、何も言っていない。
自分が医者に負けた理由を、「ステータス」やら「年収」だと勝手に判断するな。
自分が医者に勝てる項目を、勝手に「誠実さ」だと判断してアピールもしてくるな。
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第1位 ハッピーメール
管理人の出会えた人数⇒53人
SEX人数⇒47人
おすすめ度☆☆☆☆☆☆☆☆
第2位 ワクワクメール
管理人の出会えた人数⇒19人
SEX人数⇒13人
おすすめ度☆☆☆☆☆☆☆
断られたときの対応に見える“営業マンの真価”
冒頭で、私は営業の仕事をしているとお伝えした。
今回のやり取りをより営業的な観点で解説しよう。
こちらのニーズを正確に聞きだすことなく、「なんとなくこうだろう」というイメージで話を進めるのは押し売りである。
加えて、競合のネガティブキャンペーンをやりすぎている。
ネガキャンは、あくまで顧客から質問を受けたときにだけ、実施するべきだ。
積極的に競合他社をディスってしまうと、自信の無さが露呈し、とにかく格好悪い。
顧客から「御社と他社の違いって、何ですの?」と聞かれてはじめて
「それ、聞いちゃいます?実はこうなんですよ」と、圧倒的に自社が良いというデータを提示すればいいのである。
盛大にプレゼンする必要もない、黙ってデータを見せて顧客自身に気づかせることが大事だ。
というのが私の営業美学である。
異論は認める。
さて、この男、最終的には涙ながらにすがりつくというプライドをもかなぐり捨てた「熱意」だけは見せてくれた。
そういう営業手法もあるだろう。
しかし私は、「熱意オンリー」の営業マンが嫌いだ。
普段から仕事でもこういう類の営業スタイルなのだろうとしか想像できない。
戦略的に物を売れる人間にはどうしても見えない。
それが何より、「この男は私が付き合いたいタイプではない」と決定付けた。
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第1位 ハッピーメール
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管理人の出会えた人数⇒19人
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家電男との衝撃の後日談
それ以後、この男と会うことはもうなかったのだが、
数年の時を経て、LINEが届いた。
男「久しぶり!元気?」
E子「元気だよ。突然どうしたの?」
男「いや別に?笑 元気かな~と思って連絡しただけだよ!笑」
この最後の一行のLINEを開いた瞬間に、男のLINEのアイコン写真が変更された。
このやりとりの真っ最中に。
新しいアイコン写真は、あきらかに結婚式で、男が新郎として幸せそうに微笑んでいる写真だった……。
あ、「結婚したよ」ってことね?
それを自分で言うのではなく、アイコン写真をLINEのやり取りの最中に変更するという技を使って、わざわざ無言でアピールしてくれたの?
へぇ~、あれだね。
すごく女々しいね!!!
幸せになりましたアピールの手法が姑息すぎて、本当に幸せなのか心配になるレベルである。
私は返事をしなかったため、この場をお借りし、男にメッセージを贈りたい。
「やっぱり当時の私の判断は正しかったです!それを再確認させてくれて、どうもありがとう!結婚おめでとう!お幸せに!」
まとめ
今回ご紹介した二つの物語は、ペアーズで知り合った中でもとりわけインパクトのあったエピソードである。
中には、いい出会いもたくさんあるはずだ。
読者諸君はこの記事を読んだからと言って怖気づくことなく、アプリでの婚活・恋活に邁進して欲しい。
また、いい出会いがなくとも、「これはネタになったな」などと前向きにとらえて、明るく活動してくれることを願っている。
みなさんに良い出会い、面白い出会いがありますように。
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